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原 料 ・ 製 造
葡 萄(ぶどう)
葡萄は温暖な気候を好んで生育する植物で、世界中に分布していますが、
良いワインをつくる葡萄となると条件が限られてきます。
世界の有名なワイン産地は年間平均気温が10℃から20℃の間で、
夏に十分な日照が保証される地域に集まっています。
緯度は北緯30度から50度の間、南緯30度から40度の間に含まれます。
さらに良い葡萄の生育には十分な日照のほかに気候条件や地形が大きく関係します。
生育時の多雨や多湿はいたずらに枝の生長を招き、病気も発生しやすくなるので、好ましいことではありません。
水はけの良い地形や土壌が求められます。
こうした要素が絡まりあって、しかもその土地に適した葡萄の品種や栽培法のもとに、
それぞれの個性あるワインが生み出されるのです。
冬の1〜2月、葡萄の樹は、野放しの状態では枝葉が伸びすぎ、実に必要な養分が十分にゆきわたりません。
そこで、前年、落葉した枝の中から必要な一定数を残し、あとは切り落とすことを剪定といいます。
この作業によって、芽数が調整され、品質的に安定を保ち、収量をコントロールすることが出来ます。
3月の半ばをすぎ、土壌の温度が上がりはじめると、葡萄の樹の中では揚水と呼ばれる樹液の流動が始まります。
この時期に樹体に傷をつけると樹液がしたたります。平均気温が10℃以上になると芽が出はじめます。
日本では4月の初めには、保護毛におおわれた芽の頭がみえ、
萌芽後10日ほどで、葉、葉柄、まきひげなどの形が整ってきます。
5月末から6月の初頭にかけてつぼみが見え、6月上句に開花。
一般に、気温16〜21℃で開花が始まり、20〜26℃が最適温。この時期から、農薬散布が始まり、
収穫の前まで数回行われます。
9〜11月、葡萄の果実が成熟すると摘み取りが始まりますが、その時期は花が咲いてから100日目が目安です。
常に果実の糖度をチェックして摘み取ります。葡萄は、晴れた日の午前中に摘み取り、
その日の内に仕込むようにします。
圧搾→熟成→樽熟成→貯蔵→破砕→発酵→瓶熱
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